小豆じまん

2020年1月18日

ヤーコンを自宅で栽培するポイント

ヤーコンは自宅でも栽培できるほど手軽に育てられるので、手軽に非常に高い栄養価の恩恵を受けられますよ。ただ、自宅で栽培する場合は様々なポイントがあるので、しっかりとポイントを押さえておきたいところです。

ポイントを押さえて育てれば、美味しいヤーコンが栽培できますよ。それでは、ヤーコンを自宅で栽培するポイントを一挙解説します。ヤーコンを自宅で栽培したいと考えているなら、是非とも参考にしてみてくださいね。

【ヤーコンは風通しと日当たりが重要】

ヤーコンを栽培する上で重要なのは、風通しと日当たりの良さです。ヤーコンは特に日当たりが良い場所を好むため、日差しが当たりやすい場所に植えるとすくすくと育っていきます。逆に日当たりが悪い場所だと日差しを吸収しにくくなるので、成長しにくくなって小さいヤーコンしか育ちません。

直接植える場合は日当たりが良い場所を拠点にし、移動できるようにするなら季節の変化に応じて日当たりの良い場所に移し替えましょう。特に夏場は日差しに当たり続けるのを避けるために、日影で風通しが良い場所に移すのがポイントです。

【ヤーコンは夏の暑さや冬場の寒さに弱い】

ヤーコンを栽培する上で気を付けたいのは、夏の猛暑や冬の極寒に弱いことです。日当たりが良い場所を好むとはいえ、強い日差しが当たり続けるとダメになりやすくなってしまいます。元々ヤーコンの生育環境は15℃~20℃がちょうどいいとされており、25℃以上になると成長しにくくなります。

ヤーコンは3月~4月にかけて種を植えるのが一般的なので、猛暑をいかに乗り越えられるかが美味しくて立派なヤーコンを栽培できるかどうかにかかっているでしょう。

また、越冬する場合は水をあげ過ぎないこと、ヤーコンの上にビニールを被せて霜が降りないようにすることを心がけましょう。余分な水分を吸収してしまうと腐りやすくなるので、ビニールを被せることが重要です。

【季節に合わせて与える水の量を変える】

ヤーコンには当然水を与えていきますが、季節によって与える水の量を変える必要性があります。冬場は土が湿っているのでそこまであげる必要性はありません。ここで水を与えてもヤーコンにとって余分な水分を吸収することになるので、水分過多で腐りやすくなってしまいます。

反対に夏場はしっかりと水をあげることが大切です。直接植えている場合は土が乾燥しやすいのでしっかり与えましょう。逆に冬場は土の保湿性が残りやすいため、あまり水を与える必要性はありません。ヤーコンは水を与えるほど美味しく大きく育ちますが、与えすぎると思うように大きく育たないので、土の状態をチェックしてから水を与えるように心がけましょう。

【追肥はあまり必要ない】

ヤーコンは肥料が少なくてもしっかりと育ってくれますが、種を植え付ける際にたっぷりと肥料を与えるのがポイントです。ただ、種が直接肥料に触れている状態だと枯れやすくなるので、土に肥料を混ぜて置いておきましょう。

追肥をする必要性があるのかどうかですが、必ず必要になるわけではありません。しかし、月に1回のペースで追肥をしてあげると収穫量が増えやすくなります。たくさん収穫したい人は、追肥を行いましょう。

【まとめ】

ヤーコンは自宅でも手軽に栽培できるので、非常に高い栄養価を持つ野菜が自宅で好きに食べられるのは大きなメリットです。しかし、いくつかポイントを押さえて育てていかないと、思ったより大きくならなかったり、水をあげすぎて腐ってしまったりと散々な結果になってしまいます。

水をあげすぎないようにしっかり水を与えること、夏場は日陰に移動させること、越冬する場合はビニールを被せることなど、気を付けるポイントは多くあるので注意しましょう。

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