2020年1月31日
ヤーコンを越冬させる時の注意点
ヤーコンは誰でも栽培できるため、自宅で栽培することも十分に可能です。しかし、問題になるのはヤーコンを越冬させる時期です。ヤーコンは強い暑さと寒さに弱い野菜なので、越冬の際に注意しておかないとあっという間に腐って食べられなくなってしまいます。
本来であれば夏や冬に栽培するのはおすすめできませんが、しっかりと対策すれば冬でも難なく越冬できますよ。それでは、ヤーコンを越冬させる時の注意点についてご説明しましょう。
【ヤーコンは寒さに弱い】
冒頭でご説明したように、ヤーコンは寒さに弱いので対策していないとあっという間に腐ってしまいます。自宅で栽培する場合は寒い時期が近づいて来たら特に気を付けないと、せっかくの美味しいヤーコンを腐らせてしまうので注意しましょう。
ヤーコンは基本的に日当たりが良い場所を好むとはいえ、冬場で日当たりが良くてもかなり冷え込むのでヤーコンに霜が積もっていると余分に水分を吸収してしまうので腐りやすくなります。特に雨が降ってくると寒さでヤーコンが凍ってしまい、これも同様に腐らせてしまうことになります。
これは冬場に水をあげる時も気を付けないとヤーコンを腐らせてしまう可能性があるので、いかに腐らせないようにして越冬するかが最大の難関になるでしょう。
【ヤーコンを越冬させる時のポイント】
ヤーコンを越冬させるポイントは、何より水をあげ過ぎないこと、ヤーコンの上にビニールを被せて霜が降りないようにすること、風通しと日当たりが良い場所で育てることです。
そもそもヤーコンは霜が降りる前に収穫するのですが、やむを得ず越冬する場合は霜が降りる前にビニールを被せて霜が降りないようにしましょう。こうすることでヤーコンに霜が降りなくなり、余分な水分を吸収しなくなります。
ヤーコンは季節に関係なく風通しと日当たりが良い場所でよく育つため、風通しや日当たりが悪い場所は適切ではありません。しかし、地面に直接植えている場合は移動ができないので、最初に風通しと日当たりが良い場所に植えている必要性があります。
越冬する際にビニールをヤーコンの上に被せる時に注意しておきたいのが、梅雨が明けた頃に外しておくことです。つい外すのを忘れて放置していると、猛暑が到来した時にビニールの中に熱が籠るため、ヤーコンがゆだってしまいます。
必ず季節に応じた対策を行うことが大切です。また、重要なのは水やりの問題です。夏場は程よく水をあげるのが基本ですが、冬場は水分を与えなくても十分なので、どちらかといえば土が湿っているかどうかを確認しましょう。
ただ、土の保湿性を高めるのではなく、雨や雪が降った時にヤーコンが寒さで凍らないようにするために保湿性を気にする必要性があります。寒さでヤーコンが凍ると腐ってしまうので、土の上にビニールを被せるようにしましょう。
後は冬を凌いだら、寒さの具合によってビニールを外し、土が乾燥しているようだったら水をあげましょう。きちんとビニールを被せることと外すタイミングを逃さなければ、無事にヤーコンの越冬ができます。
【まとめ】
ヤーコンは暑さや寒さに弱く、越冬する場合はきちんとビニールを被せてあげないと腐りやすくなってしまいます。本来ヤーコンは霜が降りる前に収穫するものなので、越冬に失敗して腐れてしまうのが怖いのであればヤーコンの種を植える時期をずらした方が良いでしょう。
ただ、しっかり越冬のやり方を間違えなければヤーコンを腐らせることなく、無事に冬を乗り越えられます。水をあげすぎないようにして育てていきましょう。
好奇心旺盛な女のコ、おしゃれやお土産などの買い物が大好き。小豆島を飛び出し、香川全域のグルメや観光スポットを幅広く紹介しています。