小豆じまん

2020年2月17日

ウコンの種類は主に3種類!特徴と効能を調べました

貴方はウコンがどんなものなのか、どんな種類があるのか詳しく知っていますか?ウコンには複数の種類があり、それぞれ効能などが違います。それぞれ違う特徴を持っているので、どんな種類があるのか知っておくと役に立つことがあるかもしれませんよ。

それでは、ウコンにはどんな種類があるのかご説明しましょう。

【ウコンの種類は主に3種類】

ウコンには春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの3種類があり、それぞれ含まれている成分やクルクミンの含有量、別称など様々な違いがあります。それぞれの違いを知ることで、新しい発見があるかもしれませんよ。

それでは、3種類のウコンについてご説明しましょう。

〇春ウコン

春ウコンは別名姜黄(キョウオウ)、春うっちんと呼ばれています。春ウコンは4月~6月にかけて綺麗なピンク色、もしくはピンクに近い赤みのある花を咲かせることから春ウコンと名づけられ、沖縄では昔から重宝されていて人気が高い種類の一つです。

秋ウコンほどではありませんがクルクミンを含有しており、その断面はクルクミンを含有している証拠である黄色の断面となっています。また、他の種類のウコンよりも多い6%もの精油成分を含んでいて、含有している成分の個性も独特です。

味は主に絡みと苦みが強く、刺激も強いのでそのまま食べるのは難しいでしょう。含有している成分もバランスが良く、効能の範囲も広いことから薬効としても頼りになります。

〇秋ウコン

一般的に世間で広まっているウコンは、この秋ウコンを指しています。秋ウコンは他の種類のウコンよりもクルクミンの含有量が非常に多いのが特徴です。その含有量は1.1%~4.8%と、とても高いのでサプリやドリンク、化粧品など様々なところで活用されています。

こちらはクルクミンの含有量が多いだけでなく、様々なものを黄色くするために使われることも多いです。秋ウコンはターメリックとして頻繁に使われており、カレーの香辛料に使ったり漬物に使われる着色料、染料だったりと出番が多いです。

全てのウコンの中でも非常に認知度が高く、民間療法にも使われているなど最もオーソドックスな薬草だと言えます。7月~10月に白い花を咲かせることから秋ウコンと呼ばれていて、味は苦みがほとんどありませんが、代わりに辛いが強いのが特徴です。

断面がオレンジ色になっており、他の場面から使われることが多いので二日酔い予防などに役立つでしょう。

〇紫ウコン

紫ウコンは以上の二つと比較してみると、クルクミンが全く配合されていないのが最大の特徴です。精油成分もあまり含んでおらず、クルクミンもほとんど含有していません。断面は白っぽくて紫色の輪があり、葉の中心に紫色の筋があるのが特徴です。

また、辛みと苦みが強く、刺激が強いので注意しましょう。なお、紫ウコンには一つ一つの含有量は少ないものの、100種類以上の精油成分が含まれています。別称がガジュツで、断面は紫がかった白、そして紫ウコンを飲んだ後は爽やかな清涼感を感じることができるでしょう。

しかし、紫ウコンは春ウコンや秋ウコンと違って非常に希少価値が高いとされているので、紫ウコンを飲む機会はそうそうないかもしれません。ただ、最近ではダイエットに効果があるとされていることから、飲んでみる価値は十分にあります。

【まとめ】

ウコンには春、秋、紫の3種類があり、それぞれ味や効能、成分など様々な違いがあります。中には希少価値が高いものがあったり、料理や染料など様々な場面で使われたりするものなど使用される目的も違います。

それぞれの種類を調べて、どんな効果があるのか分かれば大いに活用できるでしょう。

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