小豆じまん

2020年2月16日

ウコン飲料の健康的な飲み方

ウコンは健康食品の一つとして広く知られており、正しく飲めば様々な効果が得られます。そんなウコンですが、ウコンには粉末状のタイプとドリンクタイプのものがあるので、それぞれ正しく飲む必要性があります。適切な飲み方があるので、始めてウコンを飲む人は正しい飲み方を知っておいてくださいね。

それでは、ウコンの健康的な正しい飲み方についてご説明しましょう。

【ウコンの飲み過ぎはNG!正しい飲み方とは?】

ウコンは健康食品という認知がある中、多く飲めばそれだけ効果が得られるのではないかと考える人もいるのではないでしょうか?しかし、その考えでウコンを飲むのはNGです。ウコンの飲みすぎはかえって身体の悪影響を与えてしまうので、飲み過ぎないように注意しましょう。

さて本題ですが、ウコンが含まれているものは基本的に1日に数回分けて飲むのがおすすめです。ウコンには油に溶けやすいクルクミンが含まれているので、脂っこいものを食べる時は食後にウコンを飲むと体内に入った油に溶けこんで分解しやすくしてくれるため、胃もたれや胸やけなどが起こりにくくなります。

また、ウコンはよく二日酔い防止やお酒を飲む前に飲むのが適切な飲み方だと言われていますが、これはクルクミンがアルコールを分解してくれる効果があるからです。ドリンクタイプのウコンであれば効率良くアルコールを分解してくれますが、ウコンは体内に吸収されるまで時間がかかります。

お酒を飲んだ後にウコンを飲んでも、なかなか吸収されていかない中でアルコールを吸収することになるでしょう。ウコンはどのタイミングで飲んでも効果がありますが、ウコンの効果を最大限発揮して翌日にアルコールを残したくないのであれば、お酒を飲む前にウコンを飲むのがおすすめです。

ウコンは肝機能を高めてくれるので、お酒を飲む前にウコンを飲めば肝機能が高まったタイミングでアルコールが吸収され、効率良くアルコールを分解できます。

【肝機能に問題がある人は飲まない方が良い?】

適切なタイミングでウコンを飲めばしっかりとした効果を発揮してくれますが、肝機能に問題がある人はウコンを飲まない方が良いと言われています。何故なら、ウコンに含まれている鉄分が肝臓に蓄積されることで逆にダメージを受けてしまうからです。

特に逆にウコンが原因で薬物性肝障害を引き起こす可能性があるので、ウコンを飲む人の肝機能が正常かどうかにも注意しなければなりません。もちろん肝機能障害を持つ人でも全くウコンの効果がないわけではありませんが、だからといって常用するのはおすすめできません。

ウコンは適切な飲み方をすれば問題なく効果を発揮してくれますが、ウコンは飲み過ぎると身体に悪影響を与えるものだと言わざるを得ないでしょう。もしも原因不明の肝障害で医師の診断を受けた時、処方箋を飲んでおらず、サプリや漢方薬を飲んでいるか、ウコンを飲んでいるかどうかに当てはまっていたらウコンが原因の肝機能障害だと診断される可能性が高いです。

それほどまでにウコンと肝機能障害は密接な関係にあるので、決して飲み過ぎないよう適切な飲み方を心がけましょう。

【まとめ】

ウコンは適切な飲み方を心がければとても健康に良いものだと言えるでしょう。しかし、飲み方を間違えると途端に効果が逆効果になる恐れがあるので、くれぐれも適切な量を守って飲むのがベストです。毎日頻繁に飲んだり、量を守らずに飲んだりしていると肝機能障害を引き起こす可能性があります。

ウコンが原因で肝機能障害を起こす可能性があるだけでなく、急性肝炎を引き起こす恐れもあるのでウコンを飲み過ぎることがないように注意しましょう。

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