2020年3月17日
化粧品に配合されているウコンにどんな効果がある?
貴方はウコンが化粧品に使われていることを知っていましたか?ウコンと言えば二日酔い対策や料理に使うといったイメージが強いかもしれませんが、化粧品として役立つ側面も持っています。ウコンは別名ターメリックの名を持っているので、もし毛用品の成分表にターメリックかウコンが記載されていれば、確かな効果が期待できるでしょう。
それでは、化粧品に配合されているウコンにはどんな効果が見込めるのかご説明しましょう。
ウコンは外国で広く親しまれている
そもそもウコンというのは、外国でも広く親しまれています。
例えばインドネシアでは結婚式を挙げる新郎新婦が身体にウコンを塗るという風習がありますし、南インドでは浄化を意味する化粧品として使われています。さらにタイでは、ウコンは邪悪なものを避ける力があると信じられているほどで、お坊さんが着用している外衣はウコンで染められているものです。
日本ではたくあんの色を黄色くするために使われているなど、私たちの知らないところでウコンは大活躍しているのです。
化粧品に含まれているウコンにはどんな効果がある?
正確にはウコン根茎エキスやウコンの別名ターメリックの成分であるクルクミンが様々な効果をもたらしてくれます。
まず、ポリフェノールの一種であるクルクミンには強い抗酸化作用と抗炎症作用があるのが特徴です。肌荒れは単なる肌の炎症ではなく、肌のターンオーバーを過剰に亢進させてしまうので余計に炎症を加速させてしまいます。
ターンオーバーが過剰になると角質細胞が完全でないまま増えてしまい、肌バリアが正常に機能しないままの状態が続くので肌荒れが一向に改善しません。しかし、化粧品に配合されているウコン根茎エキスがターンオーバーの過剰な亢進を抑制する効果があるので、炎症を抑えることができます。
そもそも肌荒れやくすみなどで悩んでいる人は、肌の内側にある細胞が傷つけられていることも原因です。肌はストレスを感じるとフリーラジカルと呼ばれる活性酸素が発生し、それが周りの細胞を傷つけてしまうので肌荒れやくすみなどの肌トラブルが起きやすくなります。
ですが、クルクミンには活性酸素を抑制する効果があるので、肌がストレスを感じても活性酸素が発生しにくいことから肌トラブルが起こりにくくなるのが大きなポイントです。女性はもちろん男性であっても肌トラブルの影響を受けるのは避けたいものなので、それがクルクミンによって防げるのであれば申し分ないでしょう。
その他にも、クルクミンには紫外線でダメージを受けたことによる肌への影響を抑える効果もあります。肌が紫外線を浴びると、肌の奥でシミやしわの原因となるNF-KBという物質を生成してしまいます。しかし。クルクミンはNF-KBの生成を抑制する効果もあるので、シミやしわも発生しにくいというメリットもあるのです。
また、ウコン根茎エキスにはエラスターゼ活性による肌の老化を阻害する効果もあります。エラスターゼとは肌のハリや弾力を生み出すエラスチンを分解する酵素で、コラーゲンと一緒にハリや弾力を生み出したり支えたりすることができなくなるので、徐々に針谷弾力が失われて老化してしまいます。
エラスターゼ活性によって肌の老化が進む一方で、ウコン根茎エキスがその働きを阻害する抗老化作用を生み出します。
まとめ
ウコンが配合されている化粧品には上述したような様々な効果が期待できるので、化粧品を使う人にとって有効的な成分だと言えます。抗酸化作用や抗老化作用、抗炎症作用など、肌を守るための効果が期待できるので、興味がある人は兎痕が配合されている化粧品を使ってみてはいかがでしょうか。
好奇心旺盛な女のコ、おしゃれやお土産などの買い物が大好き。小豆島を飛び出し、香川全域のグルメや観光スポットを幅広く紹介しています。