2020年3月11日
プロが伝授!素麺の茹で方、食べ方、保存方法
素麺の茹で方、どのようにして茹でていますか?
美味しく茹でるためには、素麺もうどんと一緒でたっぷりのお湯で茹でることは絶対です。
茹で方の基本
①大きい鍋に水をたっぷり入れて沸騰させる。
素麺1束に対して水の量は600ml。それ以下になると、麺がくっついてしまったり、麺のぬめりで煮込み状態になってしまい美味しく茹で上がりません。
②お湯を沸かしている間に素麺の束は解いておき、沸騰したらお湯に入れてお箸で優しくかき混ぜながら2分程度茹でます。
麺の特徴や自分の好みに合わせて茹で時間は加減します。
注意:麺が浮き上がり、麺や湯が鍋から噴きこぼれそうになっても指し水はしない!!
指し水はせず、火を弱めてふきこぼれないようにしてください。
③麺を数本取り、冷水にいれ麺の硬さを確かめる
④好みの硬さになっていたらざるにあげ、流水でもみ洗いをする。
もみ洗いすることでコシが増し美味しくなるそうです。
素麺をさらに美味しく!テレビでも話題の裏技
裏技と言っても「梅干し」を入れるだけです。
梅干しに含まれる酸の作用で、コシのあるモチモチ素麺になります。
①たっぷりのお湯を沸かしてその中に梅干しを入れる。
②梅干しを入れた後に素麺を入れて、麺がくっつかないように箸で混ぜながら好みの硬さに茹でる
③沸騰したら火を弱め、麺の硬さを確認してOKならざるに上げ、流水でしっかりもみ洗いする
④氷水でしめる
注意:茹でるお湯の量は、素麺の重量の10倍です。
梅干しの量は、水が10リットル以内までは1粒でOK。
※梅干しを入れる裏技は小麦粉で作られた麺であれば有効とのことなので、うどんを茹でるときに入れても美味しくなるのかもしれないですね。
◇冷たい素麺
オクラ素麺
材料
素麺、オクラ、梅干し、おろしにんにく
調味料
めんつゆ
作り方
①素麺をたっぷりの湯で茹で、流水でもみ洗いし水切りする
②梅干しも種を取りみじん切り
③オクラは塩ゆでして細かくみじん切りにする
④みじん切りにしたオクラと梅干しとおろしにんにく一片(チューブ1cm程度)を混ぜ合わせる
⑤素麺、④を盛り付けて刻みのりやかつお節をのせるのもOK
◇温かい素麺
塩素麺
材料
素麺、好きな具
調味料
ごま油、塩、鶏がらスープの素、こしょう(好みで)
作り方
①
②水500㏄を鍋に入れ沸騰したら中火にし、鶏がら大さじ1と1/2、と塩小さじ1/2で味を調え、ごま油を数滴落とす
③②が完成したら素麺を加えて強火で煮立たせる
④好みの具材をトッピングして完成
◇炒め素麺
そうめんチャンプル
材料
素麺、人参、ピーマン、玉ねぎ、ツナ缶
調味料
ゴマ油、めんつゆ、かつお節、白いりごま
作り方
①人参、ピーマン、玉ねぎは千切りにします。量はお好みで
②ツナ缶の余分な水分や油分はきっておく
③素麺は作り方の時間より少し短めに茹でる。流水でもみ洗いをしっかりして、水気をしっかりと切っておく
注意:水分が多く残っていると素麺がくっついて、出来上がりがベチャベチャになります。
④フライパンに油を入れ、人参、玉ねぎ、ピーマンの順に炒める
⑤野菜に火が通ったらツナを入れる。めんつゆは素麺1束に対して大さじ1程度。
⑥盛り付け後にかつお節といりごまを振りかける
注意:めんつゆは3倍濃縮商品を使用した場合です。
◎素麺の保存方法
素麺の保存方法は、直射日光の当たらない風通しの良いところです。
常温保存が可能ですが、室温が高くなるところや湿度がこもりやすい場所はNGです。
冷蔵庫で保存するのも良いでしょう。
冷蔵庫で保存するときは、匂いの強い食品と一緒にしないように気をつけます。
素麺は匂いが移りやすい食品です。
賞味期限は商品によって異なりますので、パッケージを確認してください。
一般的には3年程度です。
長期保存が可能なので、非常食品としても注目されています。
そうめん、うどんなど麺好きで、食べ歩きが趣味の体育会系男子。日本三大素麺の1つ「小豆島そうめん」や香川県の特産品「讃岐うどん」など「麺」に関する記事を書いています。