小豆じまん

2020年2月10日

日本を代表するごま油!小豆島のかどや製油の歴史

全国的にもごま油で有名なかどや製油。かどや製油は小豆島から始まった企業ですが現在では東証一部上場の大企業です。かどや製油がこれほど大きな企業になったのには、従業員の努力はもちろんですが、小豆島特有の地形や歴史が関係しています。

そのため、今回はかどや製油の歴史とかどや製油にまつわる小豆島のおすすめスポットを紹介します。

かどや製油とは

かどや製油は江戸時代から守り続けている伝統の味を受け継ぎながら、最新の設備も取り入れている企業です。かどや製油が重きを置いているのは健康食品として「ごま油」を届けられるように効率的に品質を重視した生産です。さらに、かどや製油ではゴマの持ち味を十分に生かすために、製造を行う際は「優しく、静かに、丁寧に」ということが心がけられています。

実際、お客さんからの信頼も厚くごま油に関しては、国内シェアの50%以上を占めています。

かどや製油の歴史

かどや製油が誕生したのは約160年前の1858年(江戸時代末期)です。ちなみに、名前を「かどや」にした理由は、創業した当初の店舗と工場が交差点の角にあったからだそうです。

江戸時代末期にかどや製油が創業された理由は、小豆島の特産品である手延べそうめんと関係しています。小豆島は手延べそうめんで有名ですが、そうめんを作る際に必ず必要なのが、麺を柔らかくし栄養価を高める効果があるごま油です。

かどや製油はそのごま油に目をつけてできた企業です。それから長い間の経営を続け、関西で広く知られるようになりました。しかし、昭和に入っても関東での知名度はまだまだ低く、関東への拡大に苦戦していました。そのため、昭和32年(1957年)に製油所の東日本地区の代理店である小澤商店東京堂で出資して、東京の品川に本社を置きました。

東京でも店舗拡大したことによって、全国でかどや製油の名前が知られるようになりましたが、現在でも大規模工場は小豆島の1つだけです。大規模工場を小豆島の1つに絞っている理由は、まだかどや製油が全国的に広がっていない時に頑張ってくれた小豆島の先達たちの想いを大切にするためのようです。

家庭用ごま油の誕生のきっかけは社長のひらめき

かどや製油で有名なのは家庭用のごま油ですが、実は昭和に入るまで業務用のごま油しか売っていませんでした。家庭用ごま油を販売するようになったきっかけは、株式会社としての創業者である小澤社長の突然のひらめきにありました。

当時社長がアメリカに出張していた時、社長はピーナッツオイルの入った200gの小さな瓶を見た時に、「これにごま油を入れたら売れるんじゃないか」と考えました。

そして、実際に家庭用ごま油を販売したのですが、その当時はごま油を料理で使う人はいなかったため、同業者から「こんなものは絶対に売れない」といった批判の声が出ました。しかし、かどや製油はテレビCMで有名人を抜擢するなど大胆かつ地道なPRを行うことによって、大手のスーパーでもかどや製油のごま油を置いてもらえるようになり、家庭用ごま油が色々な地域に広まるようになりました。

ごま油資料展示室見学の紹介

小豆島にはかどや製油の歴史を知ることができる、かどや製油資料展示室「今昔館」があります。この展示室ではごま油の歴史から使用されている道具や工程などがわかりやすく説明されています。

製油資料展示室「今昔館」に行くとお土産としてごま油ももらえるので、小豆島に行った際は予約をしてぜひ製油資料展示室「今昔館」に立ち寄りましょう。

住所:小豆郡土庄町甲6188
料金: 無料
営業時間:9:00~12:00 13:00~16:00 所要時間:30~40分 ※平日のみ
ホームページ:https://www.kadoya.com/enjoy/page04.html

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