2020年3月2日
小豆島屈指の桜の名所「城山公園」の過ごし方
小豆島屈指の桜の名所として知られるのが、三都半島の付け根に位置する「城山公園」です。春に咲く満開の桜はまさに絶景。公園に続く道の両側に桜が植えられ、見頃の時期はまるで桜のアーチのように咲き誇ります。道を登っていくと見えてくるのは美しい瀬戸内海の景色。桜と海の両方を望める城山公園は、撮影スポットとしても人気です。
この記事では、小豆島の桜の名所「城山公園」の歴史や絶景ポイントをご紹介します。春に小豆島を訪れる方にはぜひ行っていただきたい観光スポットです。城山公園の桜の木々、瀬戸内海の広大な海を眺めながら、癒しの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
目次
小豆島の桜の名所「城山公園」の歴史と現在
「城山公園」は、小豆島の南部にある三都半島の付け根にあります。「城山」と呼ばれる所以は、南北朝時代の武将・須佐美元安入道成椿が山頂に城を築いたからだといわれています。小豆島が舞台となった不朽の名作映画「二十四の瞳」のロケ地として使われました。桜の木の下で遊ぶ「電車ごっこ」のシーンは、この城山公園で撮影されたものです。
また、2014年に女優・榮倉奈々さん主演でテレビドラマ化された「Nのために」のロケ地としても有名です。放送終了後は多くのドラマファンが城山公園を訪れたそう。歴史ある自然豊かな地は、現在も多くの人々に親しまれているのです。
それはまるで桜のアーチ!公園へと続く美しい桜並木
小豆島ふるさと村にある「国民宿舎 小豆島」の駐車場から城山公園へ向かって歩き出すと、美しい桜並木が見えてきます。桜並木を歩いていくと、道の両側からまるで桜のアーチのように私たちを包み込んでくれる絶景ポイントが出現!桜のアーチに入って上を見上げると、見えるのは幾重にも重なった可愛らしいピンク色の風景。インスタ映え間違いなしのフォトジェニックな写真が撮れることでしょう。アーチの中に入り、カメラを真上に向けて撮るのがおすすめです。
ピンクとブルーのコントラスト!桜と海が同時に楽しめる絶景スポット
城山公園の中腹から高台への登り途中に見えてくるのは、美しく広大な瀬戸内海の風景です。天気が良ければ四国まで見渡せるそう。桜と海、ピンクとブルーの美しいコントラストはまさに絶景です。園内に植えられている桜の木は100本程度とそれほど多くはありませんが、桜と海を一度に楽しめるのは城山公園ならでは。思わず足を止めて写真におさめたくなる絶景ポイントをお見逃しなく!
城山公園の最奥にある展望台「桜花亭」は幻想的な空間
城山公園の最奥に進んでいくと、そこにあるのは展望台「桜花亭」です。桜花亭はテレビドラマ「Nのために」でも度々登場しました。元々は何もない空間にドラマのセットとして置かれたのが始まりで、撮影が終わってからも撤去されずにそのまま保存されています。
桜花亭は小さな広場のような作りで、中には木のテーブルとベンチが置かれています。目の前には瀬戸内海の真っ青な海、そして周りは美しい桜の木々。日々の生活ではとても出会えないような幻想的な空間で、身も心も癒されること間違いありません。
今回は、小豆島の桜の名所「城間公園」をご紹介しました。公園へと続く桜並木や桜と海のコントラスト、あまりに美しすぎる「桜花亭」からの景色など、城山公園は見どころ満載な観光スポットです。その年の気候にもよりますが、見頃は4月の第1週目といわれています。桜の季節に小豆島観光するなら、ぜひ訪れていただきたい絶景スポットです。桜と海を眺めながら、これ以上ない癒しの時間をゆっくりご堪能ください!
【城山公園】
<基本情報>
〒761-4301
香川県小豆郡小豆島町池田 城山桜公園
<アクセス>
車の場合:
池田港より約10分
バスの場合:
小豆島オリーブバス三都西線「国民宿舎小豆島前」停下車、徒歩約8分
歴史、観光名所巡り好きでいつもカメラを持ってる歴史オタク男子。小豆島の歴史や観光スポットに関する記事を書いています。