小豆じまん

2020年1月21日

小豆島のオリーブの起源|いつから栽培されているの?

小豆島は小さい島でありながら、様々な名産品が存在し、オリーブもそのうちの一つとして知られています。
しかし、オリーブが小豆島にどのように根付いたのか知っている人は少ないのではないでしょうか。

そのため、今回は「小豆島のオリーブの起源を知りたい」という疑問に答えるため、「世界と日本のオリーブの歴史」を紹介するとともに、「小豆島でおすすめのオリーブに関する観光地」を紹介します。

世界のオリーブの起源

オリーブの歴史は長く、5000年前に小アジアで栽培が始まったと言われています。それから、民族の移動が繰り返され、トルコ→シリア→ギリシアの順番でオリーブが広まっていきました。特にギリシア人はローマ帝国を築き、大きな力を持っていたことから、オリーブを一気に広めていきました。さらに、ローマ人は占領地を増やし、そこでもオリーブ栽培を広めました。

地中海岸ではオリーブが神からの贈り物として神聖な扱いを受けていたことが分かっています。さらに、エジプト神話、ギリシア神話でもオリーブは神聖な木として扱われていたことが述べられています。さらに、文明が発展しコロンブスがアメリカにたどり着いたことによって、オリーブはアメリカにも広まっていきました。

小豆島のオリーブの起源

日本では、1862年に横須賀で初めてオリーブが植えられたと言われています。明治以降はフランスからオリーブの苗木が輸入されるようになり、明治15年には初めてオリーブオイルが採取されました。

小豆島にオリーブが導入されたのは1908年のことです。この年に農商務省指定で、オリーブ栽培の試験の依頼を受け1917年に初めて試験用のオリーブが配布されました。オリーブが小豆島に導入されるようになった理由は、魚を保存するための醤油と油漬の缶詰を作成する際にオリーブオイルが必要だったからです。
昭和34年以降は貿易の自由化によって大量にオリーブオイルが輸入され、国内全体でオリーブの生産量が落ちました。しかし、自治体と地元の人々がお互いに助け合い、小豆島ではオリーブが名産物として根強く残りました。平成以降は健康ブームが到来し、国内のオリーブオイルが再評価されたので、小豆島のオリーブがさらに注目を集めるようになりました。

小豆島のオリーブの観光地

小豆島のオリーブ観光地といえば、道の駅 「小豆島オリーブ公園」です。オリーブ公園では、小豆島のオリーブにまつわる建物から伝統的な建築物まで幅広く見ることができます。オリーブ公園の中には瀬戸内海側の丘に、2000本以上のオリーブ畑が広がっており、その他にも120種類以上のハーブを栽培していて色鮮やかな花と香りを同時に体験することができます。
さらに、オリーブ公園の建物の中には、「魔女の宅急便」の舞台となった建物もあることで知られている観光スポットもあります。そのため、オリーブに興味がある人だけでなく、ジブリが好きな人も楽しめる場所となっていて、長時間楽しむことができます。

【場所】
〒761-4434 香川県小豆郡小豆島町西村甲1941−1
営業時間 8:30-17:00(年中無休)

オリーブ発祥の地碑

この地碑は昭和62年にオリーブ植栽80周年として記念に香川県が建てたものです。この地碑の横には、昭和23年に昭和天皇が小豆島を訪れた際に植えたオリーブの大きな木が1本立っています。さらに、昭和天皇が小豆島でオリーブの種を蒔いた3月15日は「オリーブの日」と名づけられていて、毎年様々な催し物が開催されています。

【場所】
〒761-4434 香川県小豆郡小豆島町西村
営業時間 8:30-17:00(年中無休)

 

参考図書

「地球の歩き方JAPAN 島旅 小豆島 瀬戸内の島々1」 ダイヤモンド社

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