2019年12月13日
讃岐うどんの生麺、半生麺、乾麺のちがい
香川県では仕事前にうどん屋さんでうどんを食べる人がいますし、飲みに行った後の「シメ」にうどんを食べる人も珍しくはありません。
週に3~4回くらい昼食にうどんを食べる人も普通にたくさんいます。
そんな環境の中で育ったうどん県出身の讃岐っ子が県外に出たときに、スーパーなどで讃岐うどんの文字を目にするとつい見てしまうのは自然なことです。
学校や仕事で香川県の外に出た子供に、差し入れを送るときに日持ちの良いお土産用のうどんをいれるご家庭も多いと思います。
そこで、うどんを選ぶ時のポイントにもなるので、生うどん、半生うどん、乾燥うどんの特徴をまとめました。
讃岐うどんを買う時の参考にしてください。ちなみに地元の人がよくお持ち帰りするうどんは「茹で麺」です。
生うどん
小麦粉と塩水を混ぜて作った生地をうどん状に切った状態のうどんです。
つまり、茹でる直前の麺が「生うどん」です。
茹でる前の生うどんは日持ちします。作ったお店によって日持ちする期間は違うので確認してください。
茹で時間は食べ方にもよりますが7~10分程度です。
半生うどん
生うどんを少々乾燥させた状態が半生うどんと呼ばれています。
麺がひっつかないよう小麦粉がついた状態で、折り曲げた状態でパッケージされていることが多いです。
半生うどんは生うどんよりさらに日持ちします。賞味期限が2か月以上ある商品もあります。
茹で時間も生うどんより長くなります。
茹で時間は8~14分程度が目安です。冷たくして食べるときは長く茹でることがポイントです。
乾燥うどん
乾燥うどんは乾麺ともいわれ、その名の通りしっかりと乾燥されたうどんのことです。
しっかりと水分を飛ばしているので常温で長期保存ができます。
長期保存と聞くと添加物が気になりますが、乾燥うどんは無添加で長い間保存できます。非常時の保存食としても安心して食べられます。
乾燥うどん、乾麺の賞味期限は1年程度に設定されています。
茹で時間はしっかり乾燥させているので14~16分程度と長めになります。
同じ讃岐うどんでも商品によっておすすめされている茹で時間は違っています。
おまけ~冷凍うどん
冷凍うどんは冷凍前の状態が茹でうどんか、生うどんかという違いがあるので購入するときに気を付けてください。
簡単にパパっと食べたい人は、冷凍前に茹でてから冷凍されたうどんの購入がおすすめです。
最近では、出汁や具が一緒に冷凍されていてレンジにいれるだけで食べられる便利な商品もたくさんあります。
本場で食べる讃岐うどんに近いものを期待する場合は、生うどんを冷凍した商品がおすすめです。
大き目の鍋でたっぷりの湯でゆでればお店でたべる讃岐うどんに近いものが味わえるはずです。茹で時間は説明書通り、忠実につくってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
それぞれ違いが分かっていれば、自宅で茹でるタイプの讃岐うどんを購入するときのポイントになりますよね。
乾燥うどんは長期保存が可能なので、小さい子供さんがいるご家庭には、無添加の乾燥うどんを非常食としておすすめします。
種類がたくさんあるので、いつかはお気に入りの一品と出会えるはず。いろいろと食べ比べてみてはいかがでしょう。
そうめん、うどんなど麺好きで、食べ歩きが趣味の体育会系男子。日本三大素麺の1つ「小豆島そうめん」や香川県の特産品「讃岐うどん」など「麺」に関する記事を書いています。