2021年2月12日
小豆島にビートたけしの作品が!瀬戸内国際美術祭り
数々のアートが展示される「瀬戸内国際美術祭」
中でも話題になったのは、美井戸神社にある
ビートたけし と ヤノベケンジ(現代美術家)のコラボレーション
「アンガー・フロム・ザ・ボトム」 “ANGER from the Bottom”
2013年の展示ですが、今もなお、人気を誇っています。
当初は屋根もなく、アートのみでしたが、
翌年、地元有志によって社が建てられました。
美井戸神社の紹介ともに
ビートたけしさんと、ヤノベケンジさんの手形もあります。
つい、手を合わせたくなりますね。
アンガ・フロム・ザ・ボトム とは?
ビートたけしが、以前から温めていたモチーフが「古井戸」。
井戸は自然と人間を繋ぐ超自然的な回路。
しかし、近代化が進む中で井戸が持っていたふくよかな回路は閉ざされました。
今日の自然の猛威は、その声が聞こえなくなった人間に対する怒りなのではないか。
ビートたけしとヤノベケンジが、互いの直感と問題意識を根底において共鳴し、一つの作品を作り上げました。
イソップ物語「金の斧」のパロディで、欲にかられた2番目の男が
湖に意図的に落とした斧が神様の頭に刺さって殺してしまうという、
ビートたけしのギャグが古井戸に置き換えられ、
ヤノベケンジの独特でユーモラスな造形かつ破格なスケールで現代アートとして表現されています。
(京都造形芸術大学資料より要約)
アクセス
〒761-4425 香川県小豆郡小豆島町坂手765
歴史、観光名所巡り好きでいつもカメラを持ってる歴史オタク男子。小豆島の歴史や観光スポットに関する記事を書いています。