小豆じまん

2020年1月9日

ウコンの副作用を調べました

ウコンは健康食品としての認知が幅広くあるので、是非ともウコンを飲んでみたい人もいるのではないでしょうか?しかし、ウコンを飲むにあたって気を付けたいのは副作用の問題です。健康食品であるはずのウコンに副作用があるなんてビックリするかもしれませんが、ウコンを飲むのであれば知っておいてほしいです。

それでは、ウコンにはどんな副作用があるのかご説明しましょう。

【ウコンの副作用とは?】

ウコンには様々な効能がありますが、副作用が発生する可能性があることに注意しましょう。ウコンを摂取することで発生する可能性があるのが、肝機能障害です。

そもそもウコンを摂取する上で絶対にやってはいけないのが、胃潰瘍、胃酸過多、胆道閉鎖症の人がウコンを飲むことです。実際に肝機能障害を患った人の原因が、ウコンの過剰摂取だという事例が数多く報告されているのが一番の問題だと言えます。

これはウコンを飲むことで鉄分を摂取することができますが、肝機能障害を患っている人や肝臓が弱い人がウコンを摂取すると肝臓に溜まった鉄分を上手く排出できなくなって、あっという間に鉄分の過剰摂取になってしまいます。

既に肝機能障害を患っている人がウコンを摂取すると、ただでさえ鉄分が排出されないのに過剰摂取してしまうと肝硬変など重い症状を引き起こしてしまう可能性があるでしょう。それなら肝臓に問題がない人は大丈夫だと思われるかもしれませんが、ウコンを多く飲んでしまうと肝臓に負担をかけてしまうのです。

ウコンは基本的に二日酔い防止に効果を発揮するということで、お酒を飲む前にウコンを飲むケースが多いのではないでしょうか?確かにお酒を飲む前にウコンを飲むことで肝臓が強化され、効率良くアルコールを分解して翌日に二日酔いの不快な気分を残さないようにできます。

しかし、お酒を飲む機会が多い人にとって、お酒を飲む前にウコンを飲むのを頻繁に繰り返していると肝臓にかかる負担が大きくなり、やがて肝機能を低下させてしまいます。これは健康な人でも起こり得るので、十分に注意しましょう。

【ウコンを摂取するにあたって注意しておきたいこと】

ウコンを摂取する上で注意したいのが、長期的に大量に摂取しないで適量を守ることです。

ウコンを飲むと副作用が発生するのではなく、長期的に適量を守らず大量に摂取することで発生する可能性があります。そもそもウコン自体の一日許容摂取量は決まっていませんが、ウコンに含まれているクルクミンの一日許容摂取量は体重1キロあたり3mgと決められています。

この一日許容摂取量は毎日許容量を守っていれば、死ぬまで摂取しても肝臓など健康に害を及ぼさない数値だとされています。つまり、体重が50キロであれば一日150mgまで摂取しても問題はないということになるのです。

ただ、この許容摂取量を超えた量を長期的に摂取すると肝臓に負担をかけ続けて、肝機能を低下させてしまうと言えます。特に肝臓は沈黙の臓器と言われているので、症状に気づいた時には肝臓の機能低下が進行している状態かもしれません。

ウコンを飲む時は一日の許容摂取量を守って飲むようにしましょう。

【まとめ】

ウコンは健康食品ではありますが、一日の許容摂取量を超えた量を長期間摂取していると肝機能を低下させる恐れが十分にあります。そもそも肝機能が弱っている人や既に患っている人がウコンを飲むのはご法度です。

ウコンは正しく飲めば二日酔い防止に効果的な心強いものなので、きちんと一日の許容摂取量を守っていれば毎日飲んでも健康に問題はありません。ウコンを常用するのであれば、摂取量を守って飲むようにしましょう。

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