小豆じまん

2020年1月23日

小豆島で一番古い醤油屋!ヤマサン醤油の歴史と観光

醤油で有名な小豆島。実際、小豆島には100年以上の歴史を持つ醤油の企業が多く存在します。今回はその中でも小豆島で1番古いと言われているヤマサン醤油の歴史について述べていきます。

なお、ヤマサン醤油は製造過程を見学することができるので、どこに行けばヤマサン醤油の製造過程を見学することができるかまで説明していきます。そのため、小豆島へ行く予定のある方や小豆島の醤油に興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

小豆島の醤油の歴史

小豆島ではもともと塩の生産が盛んでしたが、あるとき多くの企業が使用を生産しすぎたため、塩が生産過剰になってしまいました。それにより、塩の値段が下がり売上が大きく減りました。

そこで多くの企業が目を付けたのが主原料が塩である醤油でした。それから、小豆島では塩の生産で培った技術を利用して醤油が盛んに作られるようになりました。

さらに、明治時代以降は工業化が進んだことによって醤油の大量生産が可能になり、小豆島の醤油は全国的に広がっていくようになりました。

ヤマサン醤油の歴史

ヤマサン醤油は1846年に「山三印醤油」という名前で創業された小豆島で1番古い醤油の企業です。現在でも見学することができる諸味蔵、麹部屋は明治末期から昭和初期に建てられました。

この醤油蔵の中には、国内に4000~5000本しかないと言われている醤油作り用の巨大な桶が使われていて、伝統的な製法を守り続けています。今から(2020年現在)15年ほど前からはオリーブの栽培を始め、自社で2000本以上のオリーブを育てています。

さらに、そのオリーブは日本で初めて有機JAS認定に認定されたことでも知られています。
ヤマサン醤油にまつわる観光地の紹介
ここまで小豆島の醤油の歴史とヤマサン醤油の歴史について話ししました。ここからは実際に、小豆島で楽しむことができる「ヤマサン醤油の工場見学」と「ヤマサン醤油のお土産屋」を紹介していきます。

ヤマサン醤油の見学

ヤマサン醤油では上記で述べた諸味蔵、麹(こうじ)部屋、三階建ての醤油蔵などの歴史ある工場を見学することができます。さらに、「醤の郷・馬木案内所」ではヤマサン醤油の社長が散策ガイドをしてくれます(不在の場合もあります)。

こちらの工場見学は無料なのでお気軽に参加することができます。

【基本情報】
住所:小豆郡小豆島町馬木甲142番地
◆草壁港より車で3分
◆坂手港より車で5分
時間:9:00~17:00 所要時間:1時間30分
内容:
•ドリンク・お土産付案内もあり ¥900。
•工場見学と散策の場合約2時間。
•10人以上は要予約。
•お時間に合わせてご案内可。
•お土産処『麹部屋』あり。
•お食事処『気まぐれ麹部屋』あり。
(17:30〜21:30、昼・夜ともに要予約)
公式サイト:http://yamasanshoyu.co.jp/index.html

お土産処「麹(こうじ)部屋」

このお土産処「麹(こうじ)部屋」では400年以上の歴史を持つヤマサン醤油の醤油やオリーブ製品を買うことができます。さらに、このお土産屋さんの中にはイートインスペースが設けられているので、ヤマサン醤油を使用したオリーブ新漬けやガーリックオリーブご飯、オリジナルアイスクリームなどのここでしか味わえない料理を楽しむことができます。

さらに、事前予約をすると特製チャーシュー丼やハンバーグ丼も食べることができます。

住所:〒761-4426 香川県小豆郡小豆島町馬木甲142番地
営業時間:9:00~17:00
公式ホームページ:http://yamasanshoyu.co.jp/product/index.html

 

ぜひヤマサン醤油の工場見学に行ってみましょう!
ヤマサン醤油は伝統的な製造方法を守りつつ、機械も積極的に導入しているユニークな企業です。さらに、近くにはお土産屋さんとレストランがあるので、長時間楽しむことができます。そのため、小豆島へ旅行に行く方はぜひヤマサン醤油に行ってみましょう。

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